騎手が騎乗する前に
馬たちがバドックを周回していると、JRAの職員が「止ま~れ~」と号令をかける。
この後で’騎手がバドックに整列し、馬に騎乗する。
バドックで馬見をするのは、ここまでだ。
競走馬はとても賢い動物で、苦しい経験をするレースのことを、しっかり頭に記憶
している。『騎手がまたがった後に地下馬道に入り、返し馬をしてレースに向かう』
ということを理解しており、そのスイッチが入りやすいのが、‘騎手が騎乗したときだ。
なので、そのときに馬が気合いを表に出したり、ナーバスになったり、興奮して立ち
上がったりするのも仕方のないこと。‘騎手が騎乗してから『急にうるさくなった』とか
『イレ込んできた』というのは、それほど気にしなくてもいい。
その後には、返し馬という、馬券に直結する大事な予想ファクターが控えている。
それを見逃さないためにも、「止ま~れ~」の合図が聞こえたら、よほど確認しておき
たい箇所がない限りは、返し馬へと速やかに移動するのが得策だ。返し馬には、パ
ドックだけでは把握しきれない、ポイントなし出会い系サイトな情報がたくさんあるのだから。
もうひとつ、‘騎手が騎乗する前に馬のチェックを終わらせておきたい理由がある。
それは、‘騎手が騎乗する前と後では、馬の体のラインや、実の入り方がまったく違っ
て見えるからだ。
周回時は腹回りが太く映る馬でも、‘騎手が騎乗するとお腹にグッと力が入り、腰
から尻にかけてキュッと引き締まる。逆に、周回時に腹回りがすっきり仕上がってい
る馬であれば、,騎手が騎乗すると、ひ腹のラインが寂しく見えるようになる。
このように、一瞬にして別馬のような体に変身する馬も少なくないので、必ずm騎手
が騎乗する前に、その馬の本来の姿を確認しておくことが大事だ。
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